2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

私たちがその夜です

We Are the Night 「ワルツを踊って」ばかりいたら少し前に買ったケミカル兄弟の存在をすっかり忘れてしまっていた。前作のq-tipなノリは未だに抵抗があって聴いてすらいないけれど、今回のはシンプルなビートと少ない音数が懐かしいやら新鮮やらで、さすが…

新しい場所へ/誘ってゆく

ワルツを踊れ Tanz Walzer 言い訳になるのだけれど、「JUBILEE」の先行着うた配信(フルではないのでサビの部分だけ)、そのあと見た歪んだ貼り絵のようなPV、伸び切ったメンバーの髪、眼鏡を外して音楽番組に出演する岸田繁、そういう付加的な情報・断片的…

The Star Spangled Banner

大学のときに受けた授業に「現代文化論」というのがあって、その授業はアメリカの'50年代から'70年代にかけてのサブカルチャーを主な題材に、映画、音楽から社会現象に至るまで、トピックを毎週とっかえひっかえながらとにかく重箱をつついて洗いざらいする…

インストゥルメンタルの兆候

II タワレコにビースティーズの新譜を買いに行ったのだけれど、気づいたら余計なものにばかり目移りしていた。これはそのうちの一枚。前のアルバムがよかったから出来がいいのは分かり切っているし、このタイミングなのかという心の声も一瞬脳裏をよぎったけ…

引きずり込まれていく、シンプルに、明快に

ブルーベルベット 特別編 オリジナル無修正版 [DVD] 来たる「INLAND EMPIRE」に向けて、勝手にリンチ鑑賞協会を一人で結成して過去作品を復習の日々。ローラ・ダーンが初々しすぎる「ブルーベルベット」なんだけれど、デニスホッパーの側から見た(あるいは…

宇宙人と理髪店

うなぎ [DVD] 第50回(1997年)カンヌ国際映画祭パルム・ドール。ちなみにこの年のカメラ・ドール(新人監督賞)が河瀬直美。「萌の朱雀」は何度か見てきたけれど、「うなぎ」は今回初めて見た。悔恨先に立たずベカラズ。 一つの出来事をきっかけに心を深く…

ダジャレひねって元の木阿弥

昨日飲んだキリンのI-Teaという新しいお茶ですが、赤い色素がパソコンや携帯を使いすぎている人たちにとてもよいと謳っていて、しかしそんな効能ホントなのだろうか、明け方まで5時間近く続いた企画会議の末、「もうなんかこれでいいよ」的に投げやりで決ま…

はてな星からやってきました

昨日自分のはてなダイアリーを見てみたら、タイトルの横に変なアイコンが二つくっついていたので、なんだこれはゴミか?いかん環境美化せねば!!と思って激しくクリッククリックしてみたら、なんとはてなの新サービスだったらしく、自分で自分の記事をほめま…

CHIM CHIM CHEREE

The John Coltrane Quartet Plays 正式なタイトルは、ジャケにもあるように、"The John Coltrane Quartet Plays Chim Chim Cheree / Song of Praise / Nature Boy / Brazilia"。曲順にこだわらない配置で、写真とのバランスがきちんと考えてある。 "CH-CH-CH…

silenzio!!

軽蔑 [DVD] 少し前にシャネールのCMで引用されていた作品。分かりやすい人間関係と、美しい風景、それにブリジットバルドーの美しさも相まって、ゴダール作品の中ではかなり見やすい部類に入るような気がする。そもそも、ゴダールが主演女優に惚れ込んでいる…

明日のアースデイはBShiの生中継を見ます

プレミアム10「YMOからHASへ 高橋幸宏+坂本龍一+細野晴臣 音楽の旅」 http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20070706/001/21-2200.html LPじゃなくてSPで録画すればよかった、くらいの充実した内容。リリーフランキーと3人の対談も見応えあり。…

ある種の'90年代リヴァイヴァル

ドコモの904シリーズって、pとかiとかfとか、一体全部で何種類あるのかそれ自体が謎で、そんなにあるなら番号分ければ?と言いたくなるのですが、それはとにかく、そんな変な仲間意識にともなってCMもやたら種類があるわけで、これはそのCMの一つです。 (こ…