2日目も行ってきてしまいましたがなにか

bjork @ 武道館。
セットリスト;
http://www.bjork.com/facts/gigography/sub.php?date=2008-02-22
写真(オフィシャル);
Smashing Mag / Björk @ Nippon Budokan (22nd Feb. '08)
結局行ってきてしまった。当日引換券なるものを前日にゲットして、当日の開演2時間前にようやく入手したチケットは、3日前のそれとは真逆の西側1F、前から3列目。がんばってS席を取ったかいがあった。
こんなに短いスパンでbjork見てしまってホントにいいのだろうかと思いつつ、いろいろ発見もあり。アーティストがステージに上がってくるところが西側からだとよく見えたので、はじめに他のミュージシャンが舞台に出て行って、そのあと袖でタイミングをじっと待ってるbjorkとか、ラスト歌い終えて小走りで帰っていくbjorkとか、そういうのが見れた。それにつけても衣裳が2日間でがらりと変わっていてさすがだなと。セットリストのリンク先にも写真が上がってるけど、今日はピンクが基調の華やかな感じだった。
で、これ。
http://wiredvision.jp/news/200708/2007082121.html
http://wiredvision.jp/news/200708/2007082222.html


"pluto" @ Glastonbury Festival 2007.

reactableといって、円形のテーブルの上で透明なブロックを動かして音を出す楽器。bjorkは昨年からのツアーにこれを導入している。youtubeとかでちょっと見かけたりしていたのだけど、実際見てみるとやっぱりかなりのインパクト。いわゆる「楽器」といわれるものは、物理的な接触がかならず視覚的に確認出来て、それによって音が出ているという構造をなんとなく把握するわけなんだけど、この「楽器」に関してはそれがあまりにも視覚的過ぎるので、むしろ宇宙レベルで混乱してしまう。混乱しつつも、目は釘付けになる。19日の初日以降はネット上でもかなり話題になっていて、今日はスクリーンにこれがうつるたびに感嘆の声があがっていた。他にも、なんかでかいゲームボーイPCエンジンGTくらいの大きさ、TENORI-ONっていうらしい)のをいじってたり、気になる機材がいくつか。サンレコ買います。
初日と較べると正直甲乙つけがたいくらいだけど、中盤盛り上がった19日に較べると、今日は少し落ち着いた選曲。なかでも「cover me」「who is it」のアレンジがよかった。そしてなにより「Bachelorette」がすばらしすぎた。
セットリストを見ていると、以前は1曲目とラストの定番だった「hunter」「pluto」の前後にvoltaからそれぞれ1曲ずつ入ることで、より全体の厚みが増している気がした。最後の「Declare Independence」はいろいろ引き締まる。voltaというアルバムを作ったことで彼女の世界がよりいっそう強く広くなっていることを感じさせられた。