薄れていくリアリティと闘う写真家たち

東京都写真美術館
2Fは二次関数的に作者/作品のクオリティが上がっていく感じ。田中さんの拡大解釈的レディメイドの感覚とか、けっこう好みだったりする。
東京都写真美術館
3Fは「砂を数える」というコンセプトで撮られた'50-'70年代の大衆の写真と、ヒロシマの写真群が印象的だった。続編と称して制作された近作は、現代という時代性をつかむことばかり先に行きすぎてしまっていて少し空回りしているような感あり。最後のセルフポートレイトで少し救われる気分。