息抜きに一筆。いろいろかきたいこともあるのですが、鮮度が落ちてきたものからとりあえず。
左端の
nujabesですが、年明け前くらいにTOWERのブースで偶然特集されているのを見つけて、いろいろ試聴をしたりして、それではじめてHydeout Productions関連の動きがここ日本にあるということを知った次第です。で、あちこちでずいぶん評判のいい「modal soul」を今年に入ってレンタルしてみたのですが、確かにつかみは最高で、サンプリングのセンスはそこそこ心得ている音楽であるのは伝わってくるのですが、残念なことにそれ以上のものがなくて、たとえばこれは主張の無いヒップホップで、セッションの無いジャズである、としたら、じゃあ一体それはなにものなんだと。そういう隙間産業なんだと言われればそれまでですが、そこで頭に浮かんだのは
calmの仕事だったりして(少しジャンルがずれるのですが)、たとえばこの
nujabesというアーティストは、これが2枚目らしいのですが、このあとずっと同じやり方を続けることができるのだろうか?とか。でも適当に聞き流すには本当もってこいなヒップホップです。
右の二枚はHydeoutが最初のシングルを流通させたそうで、真ん中のspecificsのアルバムは、とりわけ聞き流しの心地好さ満点です。右のはspecificsのメンバーthink twice(すげー名前だ)のソロアルバムで、これもまあ適度に聞けます。しかしこの3枚とも本当サンプリングのセンスが75点くらいの出来で、80点90点台には乗ってこない現状。Josh Davisか川辺さんのセンスを分けてあげたいです。
9 9/9
ということで、まあ夜ですし、これでも聴きます。