アイコンからカリスマへ

MISEDUCATION OF LAURYN HI
MISEDUCATION OF LAURYN HI
昼間、久しぶりにJ-WAVEを流しっぱなしにしていたら、ローリンの「TO ZION」が前の曲からスムーズにクロスフェードで流れはじめて、ちょいゴージャスな曲調とか、一瞬この季節に似つかわしいよなあとか思ったりしがちだけれど、実際は自分の子供をすっごい愛してるのよっていうそういう曲だから、あんまりこの季節とは関係ないんだよなあとか思ったのでした。
そのあとすぐにアルバムを引っ張りだしてこれまた久しぶりにかけてみましたが、忘れがちな名盤のもしかしたら筆頭にあげてもいいといっても過言ではないと思うのですが、とにかく、ヒップホップからR&B、ジャンルの枠にとらわれないスケールの大きなアルバムです。こういうのって本当10年に1枚レベルだよなあ、とか思いながら、「君の瞳に恋してる」のカヴァーにうっとり。「DOO WAP(THAT THING)」のビデオ(懐)を youtubeで探して見てみたりとか。
でまあ結論として、これ作れるならフージーズはもういいよなって話になったんでしょうね。たくさん売れちゃったし。なんか下世話な話ですが。でもこのアルバムの後7年経って、ソロでは確かライブ盤とか企画ものは出してるけどオリジナルの新作リリースがないという事実が、彼女を特別な存在にさせてしまったこのアルバムの大きさを逆に物語っているような気がします。