松本明子や伊集院光が端役で出ていました

伊丹十三DVDコレクション スーパーの女
いつからわからんがBS2で伊丹十三特集をやっていて、今日はその4回目か5回目。「スーパーの女」ははじめて見たのだけれど、あまりにタイムリーなトピックでさすがにゾッとした。食肉偽装、賞味期限/消費期限不当表示、こういう問題を「映画」のジャンルにおさめて10年前に提示していたこと自体が驚き。
映画自体は、しがないスーパーが苦境や逆境を乗り越えて最後にはサクセスするという「タンポポ」方式。「タンポポ」でスーパーのシーンが出てきたときに、そのときも店員役が津川雅彦で、店員が深夜のスーパーの中で侵入者を追いかけるというシーンなのだけれど、それを見たときに、ああこの監督は絶対スーパーのことが好きだなと思った、なんとなく。そういう愛着のある撮り方をしていた。はたしてそれが昇華されまくって「スーパーの女」に結びついたのだろう。