生「おじいさん先生」

SAKEROCK@東京キネマクラブ。
鴬谷の駅に降りるのなんて、一体何年ぶりだろうとかおもいつつ、とってもケバケバしく華やかなラブホのネオンを視界の隅から追いやり、会場のビルを発見。会場の東京キネマクラブというのはもともとキャバレーだった場所の内装を保存して、現在は映画の上映やライブイベントなどを行っているということらしい。先月末にはコンドルズも使っていたし、明日からはエゴラッピンが3日間ライブをする。レトロ感全開の場所だったので、エゴのライブはちょっとみて見たい。
http://www.kinema-club.com/top_set.html
ところでサケロック。最初のアコースティックセットは本人たちはもとより客も少し戸惑いがちだったけれど、途中からロカビリーバージョンやったりしてだんだん緊張がほぐれてきて、セットチェンジを挟んで第二部のノーマルセットでは本領発揮。そしてラスト、いつものようにアンコール「スーダラ節」だけで終わりかと思ったらまたセットチェンジがあって、そのあと驚愕の第三部、現役高校生の生合唱にはかなり度肝を抜かれた。なかなか粋なことをやってくれた。唄う生徒たちの表情が非常に豊かで純粋で、それぞれに楽しんでいる様子がうかがえて見ているこちらもなんだか良い気分になった。
ところで、セットチェンジのときのハマケンのパフォーマンスは、あれだけでロマンポルシェに相当するクオリティがあるような気がした。なんとなくね。