チェチェチェチェelfitsch

『三月の5日間』森美術館
http://chelfitsch.net/12135.html
彼らの公演を見るのは、あれは確か「目的地」だったと思うけれど、そのプレビュー公演的な、NYKホール2Fでのワークインプログレス的なお披露目以来のことになる。その概ねの印象としては、もうはっきりいって清々しいくらいに彼らのやり口が少しも変わっていなくて、少し安心した。彼ら(あるいは彼)は、演劇であることの必然をぎりぎりのラインで、かつ特異的に獲得している。その手法がさらに多くのオーディエンスに受け入れられていくことを願うばかり。
今回、背後にプロジェクションされる字幕がなくてなんとなく寂しい思いをしたのだけれど、最近はもうやっていないのだろうか。