ドキュメンタリーという名の作為

映画『選挙』
知人の映画と2ホン立てで上映されていたのを見てきた。期待以上の出来。選挙活動の裏側、という素材の新鮮さに加えて、常にそれに対して冷静かつシュールな視点を保ち続けるキャメラと編集のテンポの良さが好感触。上映後のトークショーで拝見した監督と主演の二人がその関係性をわかりやすく体現していて(大学時代の同級生で、片方がもろに天然キャラなのをもう片方が確信犯的に利用している)少し面白かった。