あなたたち、寒いんなら下にジャージをはきなさい

写美のあとひさびさに一風堂で替え玉ふた玉食して、腹ごなしにシブヤまで歩いたのですが、しかし本当驚いたことと言えば、メリーポピンスだかポールギブソンだかメルギブソンだかベス・ギボンスだか知りませんが、皆さんことごとくエアロビから帰ってきたようなスました顔して、ひたすらおみ足を引き締め賜ってらっしゃるのですねえ。おどろきです。あれってどこで買うの?コンビニ?ドンキ?まあいいや。で、
Analogue Bubblebath 4
これの「GIBBONS」を爆音で聴きながらHMV上のABCへ。そこはさすがにメリーポピンスもメルギブソンもいなくて、ベンチで仮眠を決め込む頭の悪いガキはいましたが、まあそのくらいでした。
http://www.aoyamabc.co.jp/15/15_200705/hmv_6.html
展示スペースでこんなのやってたのでちらっと覗いてみる。彼の手法はすでに完成されていて、音楽のクオリティも上質なのだけれど、見ていてやっぱり両者の間のズレがどうしても解消されないことを再確認。音楽から映像は派生していないことは分かるし、映像から音楽は派生していないのも分かる。両方はただそこに同時にあって、それぞれがただ必要だからそこに存在している。非常にドライな関係だ。ただ、そういう作品は見ていてカタルシスは無いし、結局みそ汁にご飯を入れて食うのかどうか、という話だ(ダメだ全然違う)。
ABCでは悪癖が出て気がついたら雑誌を4,5冊脇に抱えていたりするのだけれど、自問自答の末2冊にリストラ。photographicaとかいう写真の雑誌にはシノヤマキシンの撮ったヌード写真がいっぱい載っていて、写美に展示してあったヌード写真との連なりを考えずにはいられないのだけど、思考が追いついていかない。