今や"エコロジー"も商品です

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先日までスタッフを務めていた公演に出演していた友人が、とあるパフォーマンスユニットに期間限定(復帰)出演するということで、所用済ませついでに見に行ったのですが、これがあの格闘家須藤某プロデュースのうさんくささ満載のイベントで、入ってみると1Fオールスタンディングのフロア席のうち前方3分の2にパイプ椅子が並べられ、しかも開演5分前にも関わらず未だ空席がちらほら見かけられる状態。後方の立ち見エリアはさらに閑散としていて、こんなので2Fはいくらとるんだっけ…と思っているうちに開演。得体の知れないダンスチームが出てきてもじゃもじゃ踊ったあと勝手に決めポーズをつけてはけていく。また客入れのときと同じBGM(これがなぜかJAZZ)が流れてきて舞台装置の転換、次は…忘れました。
目的のGマンのパフォーマンスだけ見届けてあとはロビーで時間つぶしてましたが、なんというかヒドい話だなあと。ネームバリューとカネでヒトが集まる、百歩譲ってこれはいいのです。それより、「エコ」を看板にイベントやってるくせに、Zepp Tokyoなんて何千人クラスのハコに何百人だけ呼んで、電気代その他もろもろムダに使って、それで環境云々を掲げるその精神がよくわからない。本当に考えてるなら日曜の昼間に野外でやるのが筋ってものじゃないかなと。珍しく正論ぶち上げてしまいましたが、「良くない」作品やイベントに遭遇することもときには大事なことです。たまにまずいラーメン屋にあたるのと要は同じですね。