結局どれも同じ歌に聞こえたけどね


『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
劇場(テアトルタイムズスクエア)に足を運ぶ前にDIRECTORS LABEL マーク・ロマネック BEST SELECTION [DVD]に収録されている「hurt」本編とコメンタリーを駆け足で鑑賞。にしてもこれ、インパクトとタイミングという点でいっても、どう考えても「hurt」に軍配を上げずにはいられないですよ(ちょっと押しつけがましい演出、ライティング、構成、いわゆる本場ハリウッドものはどうも性に合わないのです)。
ボブディランにせよ、力道山にせよ、ニールヤングにせよ、ジャニスジョプリンにせよ、一人の偉大な人間を描くというのはこれほどまでに難しいものなのだなあということをまた痛感したわけなのですが、今回は主役の二人がアテレコなしだったことをあとから知って、そのことだけは大変評価できると思いました。
ところで「君につづく道」ってのは、なんでしょうか。必要ですかね。エアロスミスに「draw the line」と「walk this way」という曲があるから、混同しないようにしたんでしょうか。たぶんそうでしょう。