『ある子供』@恵比寿ガーデンシネマ

真摯なテーマ/真摯なメッセージ、かつ切々とした語り口で、一見地味なようにも思われるこの作品が最も高く評価される映画祭の存在は、それだけでとてもとてもうらやましいことで、と同時に喜ばしいことでもあります。それに対して、シネコンばかりが幅を利かせ、その実、利益が上がらないことなどから経営母体の外資は概ね手を引いていたり、とかとか、国内の「見せる」環境はやっぱり整っていない昨今だよなあとか、思うのでした(このトピックは以後また触れます)。