AORまっしぐらな昨今(ウソ)

SONGS 30th Anniversary Edition
SONGS
画像とタイトルのリンク先が違っていますが、購入したのは、30周年記念盤(ボーナストラックが9曲も入っていて、昔からのファンにしてみれば何ともいいようがない商魂の汚さばかりを感じてしまうのかもしれない代物)です。もちろんね、別に知らなかったわけではなくて、なんというかちょっとした出会い頭的な接触だったのです(説明不足も甚だしいですね)。今まで彼らの名前は知っていても、音源を耳にしたことは無く、おそらく大滝さん系(そういうカテゴリーがあるとしたらの話。他には例えば筒美さん系とか、いろいろ。)なのかしらとか想像はできても、本当の彼らの影響力がこれほどまでのものかとは思わなかったです。具体的には自分の中での日本のポップスというジャンルの時系列が思いっきり早まってしまって、どうにもこうにも麒麟児を純粋に聴けなさそうな自分がいそうなおそれもしますがそれはともかく、30年も前に(ジョンレノンも生きてた訳ですね)こんな音楽が生まれていたという事実。なにかこう、退化している一方のようなここ最近の(以下自粛)。
閑話休題。現代の、都心に住む我々はどうしたってどこか甘やかされていて、満たされすぎていて、少しばかり苦労することだって必要なんじゃないか。彼らしゅがーべいぶやハッピイエンドの音楽を聴いていると、今確実に欠けている静かなハングリーさのような空気が一緒に匂ってくるような気がします。
というかねー、本当大貫さんブームなんですが昨今(これはホント)。といっても、アルバムはどれから聴けばいいんでしょうかねえ。という段階なのですが。