ダンス<パフォーマンス (01)

STスポット若手作家育成プログラム「ラボ20#18」
キュレーターはチェルフィッチュの岡田さん。知人が出演していたのでお誘い受けて見に行ってきました。プログラムがA・Bと2つあって、それぞれ3作品ずつの公演だったのですが、とりあえず後悔しているのは、どうして知り合いが出ているプログラムだけを見終わったらすぐに帰路に着いてしまったのかということです。そのような自分の作品に対する姿勢に憤りを覚えます。「岡田さんのキュレーションだから気になっていて」とか言っていてその数分後には踵を返してしまうというのは正直言語道断ものです。
鑑賞したBプログラムの作品のなかで唯一言葉を発しなかった作品が大変印象に残りました。束縛と解放をテーマにしたその作品は、自然とマシューバーニーの"DR"を連想せずにはいられませんでした。
結局、身体の動きがシンプルに人の心を揺さぶることもあるし、そうではないケースも勿論あり得るわけです。言葉とダンス(パフォーマンス)の関係は大変デリケートで、そのことについて作る本人達もディレクションする人間も、まして見る人間も迷っているのかなとか考えたりしました。
http://www.jade.dti.ne.jp/~stspot/stage/index.html#Labo
ところで、stspotに赴くに当たって久し振りに横浜駅で下車したのですが、駅周辺の変わりように大変驚きました。あまりに驚いて行きは軽く迷ってしまったので、帰りは遠回りして、昔よく足を運んでいたあたり(ハマボール、ビブレ、ダイエー)を見てあらかた無事なのを確認してから帰宅しました。昔馴染みの友人が、少しずつ人造人間に改造されていくみたいでなんだか嫌な感じがします。