旅先の出来事

青春の輝き?ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ  Now & Then  If I Were a Carpenter
金沢の宿でたまたま見る事が出来た『スーパースターの栄光と孤独』というカーペンターズの特集番組。実家にはビートルズや陽水、アリスのカセットテープに混じってカーペンターズも何本かあったのを記憶していますが、『I need to be in love』の裏話とか、全然知らなかったので(そもそも歌詞知らんかったので)、ちょっとした驚きでした。大体邦題が『青春の輝き』ってハチャメチャじゃないですか?ほかにも『遥かなる影(close to you)』とか、『愛のプレリュード(We've only just begun)』とか、ほんと雰囲気だけでつけてないですかね。
で、都内に戻ってきてから何枚かレンタルしてみたのですが(ベスト盤の類が多すぎて迷いました。レコード会社にはあとの事を考えてCD作ってほしいですけどそうもいきませんかね)、作曲者がロジャーニコルスだったりレノンマッカートニーだったりキャロルキングだったり、でもカレンが歌う事で全部「カーペンターズ」印になってしまうのに感心しました。今まであまりそういう細かいところを意識して聴いていなかったので(もちろんビートルズをカヴァーしている事くらい知っていたけれどそのくらい。ハーブアルバートが関わっているとか、言われて成る程といった感じで)、なかなか新鮮です。
トリビュート盤は全体的に90年代やなあというメンツが参加していること自体が懐かしく(ビルボード愛好家としては特にdishwallaがキました)、全体的にはまあこんなものなのかなと。ソニックスとか少年ナイフとか、やっぱり頭一つ抜け出てる人たちはこういう場でもクオリティ高いですよね。