rei_harakami@LIQUIDROOM

なんだか得体の知れない前座の人たちの演奏に続いての冒頭2、3曲は正直ぱっとせず、というのも後から高谷氏の映像が入ってからのパートが格段に素晴らしかったのでその辺りの印象は今となってはほとんどありません。そして、「joy」の映像のトリックを2度目にして初めて理解して愕然、もはや慄然、涙腺になにか混じりかけるくらいに動揺しましたが、すぐ前で退屈そうに見てた男子2人組がその瞬間退場していったのでわりと助かりました。通して映像を見ていて、どこからどこまでが決め打ちなのか(同期しきっていてほとんどぶれることの無いタイミング)、どの画角で出力しているのか(あまりに画質が良すぎて初めJPGだと思ったら動画だったので見ていてむしろ凹んだ)、とかシステム的な部分を推察していくと壁は多すぎて、結局、PBG4らしきマシンの前で微動だにしない高谷氏の姿が謎を深める一方で、「ダムタイプの看板」という大きな威厳がその背後に見え隠れしたりして、それはたぶん覗いたり勘ぐったりしてはいけない類の代物なんだなと理解しました。
Joy For Joy. Ep

ライブのあとに買って帰ったらこれ、限定のアナログらしいです。ご本人も現物はまだ見ただけらしいとか。