香草持ってこい

先週土曜のNYKオープニングには別件MTで顔出せなかったので(そのくせその別件の制作はしっかり顔出していたというのがなんとも憎らしいというか、まあそんなこと言っても仕方ないのだけれど)、作業を切り上げて夕方から出かける。高校の頃迄は通学にバスで3,40分かかっていたわけで、交通費を抜きにすれば普段の移動の慌ただしさがちょっと異常なのかもしれない。とか考えながら湘南新宿ラインで南下。懐かしき横浜地下コンコースからみなとみらい線の構内へ(ここは他人の土地)。片道ちょうど1h。思索を巡らせるにはちょうど良い時間。
肝心のbnkart馬車道の移転場所の具合はというと、想像以上によいロケーション。入り口の陳腐なオブジェははっきりいってどうしてくれようかという印象なのだが、テラスから一望できる眺め、そこから続く2Fスペースは勢いで見てしまったが柱以外は凡庸な感じ、特筆すべきは1Fのスペースおよびスタジオか。先日赤れんがで見たnomadの野外公演を思い出しながら急ぎ帰途につく。
帰りは横浜から東海道線、頭を切り替えて渋谷問題やら別件の舞台美術問題やらを考えているとあっという間に都内へ。カールハイドが移動の大切さを以前にどこかの雑誌で話してました。移動することの必然がありますね。