Dance Company Nomade~s ワーククインプログレスvol.5 −海顔から波頭へ篇−@横浜赤レンガ倉庫イベント広場

知り合いがミクスィでちろっと告知していて、ちょっと気になったので見に行ってきました。当の知り合いにはちょっと苦笑されたりしつつも(ミクスィ告知で来たから&えらい寒かったら)、いろいろな発見があったりしました。やっぱり「場所」から何かを作り上げていくという作品はその善し悪しに関わらず何か好感を持ってしまうし、その取り組みがうまくいっていればそれだけ自分の中に刺激として残ります。
波打ち際からざわめくように引いていって、一人の女=工業的存在に引き寄せられる民衆、という流れが一部ではシンプルに表現されていました。二部は町並みに縛り付けられてしまった民衆、しかしそのなかで生きていくしかない寂寥感、無常観、それらをまるっと自虐的に笑い飛ばして日々を送る、ちょっとつかみ所がありませんがそんなところでしょうか。二部はちょっと寒さが足に来て鑑賞に集中力を欠きました。赤煉瓦の側面いっぱいに影を写し出す機会なんてそうそうないとおもいます。うらやましいですね。終演後、ksgさんとワークショップの概念やら何やらについてなぜかしみじみと。とりあえず前向きにとらえてやっていくしかないよね、と。確かにね。