「road song」Wes Montgomery

買っても聴いてないアナログがわりかしあったりする昨今。これはそのなかでもわりとゆるみきった一枚。
菊地ゼミでウェスの「A Day in the Life」を聴いてあまりの弛緩ぶりにただ笑うしかなく、むしろおもしろいなとおもった。以前スズナリで「だるまさんがころんだ」をみたあと、パンフをいれる袋が欲しくてユニオンに立ち寄り、100円だか300円だかのコーナーで見つけたのがこのアルバム。ジャケは素晴らしいが世間的な評判はそんなに良くないらしい。というかウェスの遺作だとか。普通に新鮮で、「greensleeves」「fly me to the moon」「yesterday」「スカボロー・フェア」「花は何処へ行った」がおっそろしく解体されて再構築されている様が大変興味深い。まあさすがにこればっかり聴いてると家の中が喫茶店臭くなりそうですけど(笑)