「ワールドダウンタウン」@CX

劇団縁起物が刺激でも何でもなくなった(あのパネル使いはちといただけない)のでその前番組を。実はこちらに最近はまっていたりするのだが、お笑いの中でもわりとキャリアのある部類に入っているDTがアジア(というか主にタイ)のおもしろ映像を使ってとにかくいじられるという、簡単に言うとそれだけの番組なのだが、構成が徹底して同じ流れなのが見ていておかしい。外国人の司会/ゲスト・コメンテーター2人と微妙にずれた笑いの吹き替え、コメンテーターはいつでも同じリアクション。対してひいた表情のDT、司会は浜田を必ず「はまた」と間違えて呼び、VTRのあとで最後に必ずいじられる松本。そしてエンドロールはなぜか中国語。いろんな勘違いが寄り集まって一つの番組になっている感じが逆にすごくスリリングでもある。そんな中でDTがたまに見せる素のリアクションもまたこの番組の醍醐味。ばかばかしさのギリギリ、縁にある感じがよい。