タンザニア経由アンゴラ行き


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渋谷シネラセットにて、水曜日サービスデイ。シネアミューズと館内のイメージをすっかり勘違いしていて、入ってみて、そういえばこんなとこだったなと少し後悔したわけなのですが、シネラセットは、銀座にあったときの方が、こじんまりとした狭さを感じさせない心地よさが好みでした。
さて、ベクトルはまるで違えど、「不都合な真実」並みに考えさせられる映画で、では自分はこれを見てなにをすればいいのだろう?とりあえずフィレオフィッシュをボイコットすればいいのか?それとも黒柳徹子みたいにユニセフ親善大使になってアフリカの子供たちのところにいけばいいのか(局地的な慈善事業だな)、あるいは自らキャメラを手に取って単身アフリカに乗り込んで、あげく何ヶ月か音信不通になって肉親や数少ない友人知人に心配かけたりすればいいのか?ほかにも、寄付とか、いろいろ方法あるよな…と思っていたら、パンフに監督のメッセージで「ナイル・パーチ(白スズキ)のボイコットはしないで下さい。ボイコットするなら武器をボイコットしてください。『愚かな行為』をボイコットするべきなのです」とあって、なるほどなと納得。しかし武器を手にしておきながら「集団的」だの「個人的」だのいってるややこしい国に住んでる場合は、どのようにボイコットしたらよいのか、これまたむつかしい問題でもあります。

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション [DVD]
ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション [DVD]
DVDにて。明後日金曜に返却するDVDやVHSが8本あって、まだ1本も見ていなかった。そのうちの1枚なのですが、「ダーウィン」のあとだと、例えば人工的な雨とか、照明とかメイクとか、そういう数々の演出効果、映画的に魅せるひとつひとつの要素が逆に空々しく思えてしまったのが玉に瑕でしたが、映画自体は、「ダーウィン」とはまた違った切り口でアフリカの現実を知ることができました。民族紛争というのはなかなか肌身で感じることができない問題で、さらにそこに黒人と白人、あるいはアフリカ人と欧州人といったボーダーも絡んできていたりして、非常に複雑な状況。人種というカテゴリーについていろいろ考えさせられます。