去年最後に買ったCD2枚

YUMING BRAND
YUMING BRAND
本当に思い入れのあるユーミンのCDは「ユーミンSINGLES 1972-1976」(廃盤、ヤフオクで2,000円くらい)なのですが、ふいに荒井由実の歌声やサウンドに触れたくなって、昨年末、帰省の準備やらに追われ時間のない中、TOWERに立ち寄って目に留まったベスト盤を購入しました。同じベスト盤でも、最近リリースされたものは30曲入りで2,500円くらいなんですね。ちょっと損した気分です。でも「ベルベット・イースター」ではじまる「SINGLES」の印象が自分にとってのファースト荒井由実なので、どちらを買ったとしてもまあ、結局大差ない気はします。
話は少しそれますが、椎名林檎の「翳りゆく部屋」は本当に名カバーですね。たまに原曲を超えるカバーに出くわすることがありますが(フィオナアップルの「across the universe」とか)、そういったうちの1曲じゃないかなと。
ROMANTIQUE(紙ジャケット仕様)
ROMANTIQUE(紙ジャケット仕様)
ユーミンブランドを手にして少し邦楽のフロアをぶらぶらしたら、大貫さんの再発コーナーを発見。試聴機の1枚目に入っていたアルバムを聴いて、これすごいなー。YMOじゃん。みたいな。「蜃気楼の街」のセルフカヴァーとか、この余裕っぷりがすてきだよなあ。とか思いながら購入。
この2枚で1年締めっていうのも自分でどうなんだろうって気がしますけど、実際去年は矢野顕子さんのライブ(フジロック)とか矢野さんのベストとか大貫さんのラジオとか、世代が違うけどニカさんとか、sdlxつながりでついでに書いちゃうとサケロックとか、ここには取り上げなかったけどspecial othersとか、聴く音楽の幅はやたらと広がった一年でした。これ以上広げると、なんだか大海原を手こぎボートで泳ぎ回ってるようにも思えてきますけど。まあどうせなら今年もあちこち漂流します。