屋根までトンだ

ソースが無いのですが、昨日(日曜)深夜にNHKで「J-MELO」という全編英語のトーク番組がやっていて、ゲストが山下洋輔でした(もちろんスピーキンイングリッシュだったので、ほほう。と)。山下氏は九州の伝統的な音楽かなにかについて英語でわりと一生懸命説明していて、それに「そうですね」とか「おもしろいですね」とか返す司会の女性(若作りした30前半?年齢不詳)との軽妙なやりとり・イン・イングリッシュが印象的でした。
ひととおりイングリッシュやりとりがおわったあと、司会の女性が何を思ったか「それでは最後に山下さんと私のセッションでお別れです」と宣うので、あら貴方もミュージシャンだったんですか!と思って見ていたら、切り替わったセットに映る彼女はハープ(竪琴です)を携え、山下氏と「しゃぼん玉」(童謡のあれです。ジャズバージョンもあるらしい)を共演したのでした。その演奏が、もちろん山下氏の腕前によるところが大きいとはいえ予想以上に素晴らしかったことが、「J-MELO」という番組への疑念を逆に一層深めてしまったことは皮肉な結果です。