相当、歩けます!

博士の異常な愛情 [DVD]
博士の異常な愛情 [DVD]
いま諸々の事由によってPC以外のDVD再生機器が無い状況でして、昨日はビデオデッキをTVに繋ぎ直してきちんとビデオが再生できるかどうかを『2001年』の冒頭部分を流して(磁力靴を履いたスッチーが出てくる辺りまで)確認したりしたのですが、さっきなにげなく地上波のチャンネルを回していたらKubrickつながりというのかなんなのか、これやっていたので(あまりTVでは見ないような気がしますが)驚きました。しかも見れたのが最後の最後だけだったのでなんか得したような損したような気分でした。クーブリック作品はラストが美しいですよね。『博士』(水爆)も『2001年』(胎児)も『EWS』("F**K")も『時計じかけ』("I was cured all right")も。あと他にも書き出すときりがないけれどネタばれにもほどがあるのでこの辺にしておきます。それにしても、美しいものと邪悪なものを平行あるいは混在させて構成するのは彼が昔から好んで用いるやり方なんだなあと、『博士』のエンディングを見ながら再確認しました。