煙管

近未来
近未来
うちの最寄りの喫茶店(近所でも相当な老舗なのだけど、老舗は老舗でもここで名前を出したら知っている人はすぐに場所まで分かってしまうくらいの有名な喫茶店で、以前は清志郎とかそういう著名人もきていたらしい。今はどうだかしらないけれど)は、21時/22時くらいに入ると大体高田渡調のバリフォークがじっとりとBGMに流れていて、それがアルバム1枚ながれると次にブルース系だったり、日によってはジャックジョンソンだったり、ちょっと抜いた感じの洋楽が入って、それで23時過ぎになってくるとハナレグミとか邦楽の和み系アルバムがかかるという、言ってみれば時間の流れにつかず離れずというか、寄り添っているようでときには突き放してみたり、良妻賢母のような暖かみで空間を漂っています。今日はハナレグミのところで店員がかけたのがキセルのアルバム(たぶん1st)で、キセルの中で自分が唯一聴いていたアルバムをズバリかけてくるお店のお姉さんには、なんだかもう癒しとか和みとかを越えて凄みさえ感じました。
シングルの「渚の国」(いいタイトルです)と「ギンヤンマ」がいい曲で、他の曲もそれなりにいい感じで、でもこのあとはなんとなく聴かなくなってしまったのですが、先日のreihrkmの逗子海岸のイベントに共演してたんですね。やっぱ海岸だって今年は(もう手遅れだー)