art live - sound+dance+visual vol.5@bankart1929馬車道

柱、という耐え難い、いや避けがたい、否定しがたい存在感と映像・照明などのいわゆるライティングはどのように対峙するべきか、とかを考えさせられました。ダンサーの方が物質的である分視覚に訴えやすいし、音はそもそもが飛散している存在なのでその隔離性はあまり気にならない。それどころか、中2階のリヴァーブで微妙な反響音を構成した音響マジックは、そこから何かを構築していくことの利点があるのではないかとも思えたり。
せいんとセイヤというアニメ(変換めんどいのでこのまま)にポセイドン編というのがあって、深海の柱を守る敵を一人ずつ倒して、柱を壊していかないと「沙織さんの命が危ない」というストーリーになっていた。柱は普通逆のメタファーになるもんですけどねえ。まあわかりやすけりゃなんでもいいのか。bankart(正式名称はバンカートって呼ぶらしい。ミクスィ情報)横浜はさらに神殿チックで、要はさらに車田正美ワールドなわけで、どうしてくれようこの柱の林立を?というか横浜で決まりなの?移転する方だったりしたら話はまた別だし…とかあれこれかんがえながら鑑賞。
最後のパフォーマンスはJITTER使いまくりの美しい作品で、JITTER(テクノロジー)とコンセプトとロケーションがうまく合致した一つの例なんじゃないでしょうか。衣裳が知り合いの人(正確には同じ舞台のスタッフだったことがあるだけ)だったりして、まあ別にそれはどうでもいいとして、big art以来のhworksさんと横浜イベントについていろいろ話したり、あとmichiさんとかRDさんとか。この規模のイベントが出来るのって楽しそうですよね。いろいろと。