熟考

uplink gallery、フライヤー託してそのままアイスティ、スケッチブックめくりながらいろいろ考察。powerbook2台あれば全て片が付くのだけれど。
フロアは古武家賢太郎のDrawing Show、彼は高木正勝「REHOME」のアートワークを手がけたりもしている。scai the bathhouseでも同時開催されてるらしく、ちょうどいい予習になった。「rehome」のジャケで見たときは特に何も感じなかったが、こうやっていくつも並べられると、その奇妙でいびつな造形がなんとなくクリアな印象にさえ感じられるのは、おそらく一本一本の線の細さや色づかい、それに絵の雰囲気にこもった暖かさがそう感じさせているのだろう。とかいうことはその瞬間はあまり考えていなくて、実際の頭の中はとにかくシステムの構築のことでいっぱいだったり。
で、mogwaiの「come on die young」聴きながら新宿へ(進歩がないこの環境…)、世界堂に駆け込んでキュリアスIRを補充、スクリーン用の紙までは手が回らず。タワー行って9FでMOMの新譜、それから8Fをふらっと一回りして7F、EGOWRAPPINをちょろっと試聴して月一恒例の「メロン牧場」立ち読み。久々に下世話なネタでもう、大ヒット。ほんとはホームランだけど大ヒット(時事ネタ!)とか思って笑いながら読んでいたら(もはや堪えてませんよ。大人げないけど)、頭上で卓球の「in yer memory」が流れはじめたのはちょっと素敵でした。というか相当素敵でした。アホとロマンの融合ですね、いうなれば。奥田民生が表紙のJAPANです、皆さん読んでみてください。
で、そのあと試聴したゆら帝のベストに向かって「おおおお前等は何だ!ビビビッートルズか!青盤か!捨て曲ないじゃんか!」とか。エゴ・ラッピンソニックスもそうだけど、その辺り系の(その辺り系のってなんだ?)ライブに行きたいです。朝霧はちょっと無理っぽくてまあ、来年のFRFかなあ。
今日の新発見はZAZEN BOYZが意外によいということです。近田春夫氏の先見の明は誤りではなかったのですね。(「urban guitar sayonara」を日本のロック史に残る名曲と評し、当時はちょっと拍子抜けしたものでした)