狩猟的ウォーキング

前日だけどカット割りもせりふもほとんど手つかず、まあとりあえずは現地に行かないとイメージが湧かないのは昔からの良い癖だと自認しているので、日が暮れた頃からいそいそと乗り換えつつ向かう。歩いて見て回ってみると他にも使える場所がざくざく出てきたのだが、そのときipodからずっと流れていたのが高木正勝の「jounal for people」。昼間借り物の同タイトルDVD版を見ていたのだが、そのDVDのイメージが、サウンドは同じまま現実のイメージに置き換わったような、そんな不思議な感じだった。個人的には「pia」辺りの緩さが彼の作品では一番好きなのだが、この日はごく最近の「rehome」でさえスムーズに聞こえた。原点は「J.F.P」のDVDであることは明らかで、映像の焼き付ける力を今更思い知りながら、不慣れな漫画喫茶のリクライニングシートでwindowsのワードを使い(この場合「不慣れな」は全ての名詞にかかる)プロットだのシーンだのを作成。