「劇団演技者。」

「落ちる雨」第一回。主役三宅の異様な熱演も印象に残ったがやはり塚本晋也は俳優の方が向いているような気がする。「マシーン日記」のときも同じことを思った。石井正則はちょっと浮いた感じがしていやだったが、全体の世界観はすんなり受け入れられた。これがいけるなら自分の作品もいけるよなーみたいな。たしかにパンチには欠けるが。矢沢心の黒い傘@ベランダとか、「3分たったー?」の連呼とか、小さなお気に入りが自分の中に積み重なっていった。今後に期待。


「エロ、もしくは笑い」があれば売れるという方法論、そういうのはたぶん詭弁であって、自分の中の価値観・コンセプトがかっちりまとまっていてそれを映像にきちんとアウトプットできていれば別に時代の流れや流行り廃りを読むとかそういう行為は必要ないと思うのは自分だけだろうか。