ラーメン屋で日本語講座

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引き続き参加中。これを書き足してから、今日出演したダンサーさんの音楽をやってた中原昌也が見に来てたことをいろいろ書こうと思ってたのだけれど、よくよく考えたらそんなに書くことも無かった。

昨日の帰りは、イタリア人のダンサーたちが日本料理屋に行きたいというので、セッションハウスのオーナーさんに場所を教えてもらって、すわ神楽坂の料亭…?なんて期待しながら歩いていったら突然、10人弱いたうちの1人が通りに面した暖簾を指差して「ラーメンが食べたい!!」とかなんとか。そしたらみんなして「そうねラーメンがいいわね」みたいな感じになり。いやいや、ラーメンってね。ほとんど日本料理みたいなものですけど。
店に入ってテーブルにどっかり腰を下ろすダンサーたちを、幼稚園児をあやすように店の入り口までもう一度誘導。食券販売機に向かってやいのやいのいう輩たちに「横が正油、塩、味噌、こがし醤油の行で、縦が野菜、チャーシューとかの列です」と説明(実際には、日伊バイリンガルの人に説明)。8×10くらいの食券ボタンに全て食券が割り当てられているという、まあなんというか貧乏性もここまでくると口が出せないなという感じなのですが、とにかく、イタリア人たちは買う以前にその全ての意味を網羅しようとしていて、いや、無駄ですから。「この白いボタンは何だ?」「これは丼セットで、ご飯が一緒についてくるんです」そんなものは誰も頼みやしない。
いざ食べだしてみると、箸を器用に使ってまるでフォークのように麺をクルクルと絡めとって食べていた人がいたのが印象的でした。それはさ、ラーメンじゃなくてあれだよね。