異種格闘技しちゃった感

ジ・イクスチェンジ・セッション Vol.1
ジ・イクスチェンジ・セッション Vol.1
エレクトロニカ界隈ではもはや第一人者と言っても過言ではないfour_tet(キエランヘブデン)と、長きにわたりマイルスデイビスなど数多くのジャズ・ジャイアント達と幾多の名演を残してきたドラマー、STEVE_REIDの共演。four_tet名義のアルバムは基本的に夜聴くのに向いている作品がほとんどなのですが、このシリーズ(vol.2もアリ)では、生音の比率が増し、ドラムのリズムが不規則に電子音と絡み合うことで、昼も夜もおかまいなしのアイデンティティーを作り上げてしまっています。こういうの(しれっとした融合的企画)を日本でもできるといいですよね。そういうとき、メディアをクロスオーヴァーして出来るとなおよいですよね。やってる人はもうやってそうですけど。