リアルな崩壊感

火曜の夜にCXの「救急救命医療病棟24時」とかいうドラマをたまたま見て(わざとじゃなくほんとにタイトルが分からないんです)、その中には震災時に避難所で我が物顔で活躍するフリをする政治家が描かれていたのだが、まあそういう人間がいるんだろうというのはひとまず脇に置いて、そのドラマの「震災」を取り上げる危機感の薄さというか、モチーフだけ取り上げた感が満点で、避難所だけ作り上げて「東京に大地震が来たんだぞ!」とか言われても、某Dヘッドみたく(見てないけど)崩壊した都市の一つ見せてくれないとこっちは実感がわかないという話。それともあれですかね、「メタファーとしての大震災」という高度なテクニックを取り込んだ新たなモダン連続ドラマですか?しかしそんなメタファーが数字とれてるこの世の中は全くもって予想がつかないというか、それとも単にみんな松嶋が好きなだけなのでしょうか。
とかなんとか思っていたらその日の夜中にほんとに大地震(規模的には中だったけれど、話の流れ的にもここは大ということで、というかうちは建物の構造問題上震度4強くらいに感じられたのです)が来ました。何の予兆だったんでしょうか。今回は何がびっくりしたって昔のバイト先の、しかも見知った人間の話が新聞に載ったことですね。しかしその人HEADZのS代表と同姓同名って今まで気がつかなかった。奇特?というのもここまでいくとほとんど無意味に近い感あり。