やっぱフェスでしょ

ウッドストック~愛と平和と音楽の3日間~ [DVD]

これのディレクターズカット版があるみたいなのですが、そっちにはjanis joplinの映像とかも収められているようです。今回movie plusで見たのは通常版だったのですが、それでもthe whoの演奏は素晴らしかったし、サンタナの良さがようやっと分かったり、cs&nは相変わらずの美しいメロディだったり、観客は例の如く泥まみれだったり。その風景は、ここ数年テレビやら実際に苗場やらでよく見る光景に、異なる時代背景(ヒッピー、ドラッグ、ロボトミー。すいません、最後のは語呂合わせです)がちょっと加わったことで、観客の露出度と精神状態が当社比40%UPし、彼らと彼らの支える音楽が作り出したシーンに他ならないわけで、理解するのは別に難しくも何ともない。ただ、'69年にウッドストックにいてジミヘンのアメリカ国歌を聴きたかったかというと、正直そこは微妙なわけで。それと、途中でインタビューにこたえていた若者のことばが印象的だった。今彼がなにやってるかちょっと気になります。やっぱり普通に家庭を構えてたりするのだろうか。それがいわゆるアメリカの歴史みたいな、そういうものなのだろうか。