Dance and Media 2004/TOKYO オープニング・パーティー @bullet's

19時半からだったが、まあゆるゆるのイベントだろうと思って21時頃行ってみたら、パフォーマンスをきちんと順番にプレゼンしていて、平日だというのに恐ろしく混み合っていた場内にはクラブ感とは違ったなんともいえないパーティー感のような雰囲気が漂っていた。久々に味わう裸足の感覚を赤絨毯の上で懐かしみながら、生のダンスや映像、音楽を堪能する。前ふりとしては十分すぎるほどのさまざまな組み合わせが繰り出されたが、どれもいくつか考えられる「パターン」や可能性を示すに過ぎなかった。唯一、パズルをOHP的に映写しつつそれがあたかもPCと連動していているかのように見せていた最後から2番目のパフォーマンスが、見る者を術中に陥れるというコンセプトにおいて非常に重要な意味を持ち、かつそれをはじめから強く念頭に置いた上での表現だったような気がする。
プログラム終了後、来月頭のWSの件についてオーガナイザーの方にいくつか質問。かなり自由な形で作っていくということらしい。この日のイベントもそうだが、人がかなり入っている割には変な緊張感がなく、それは集まっている人種の所為なのか、主催側の成せる技なのか。いい意味でのぬるま湯加減を体感したような気分。スタッフのインターンがみな女子で、まあそこは謎だったわけだけれど。「女の子ばっかりなんですよー」って自分たちでいっちゃってたけど、ねえ。