アグリー・コヨーテ

祝・琢磨表彰台。酒を醒ますべく深夜PCに向かっていて突如米GPは放映が深夜であることに気がついてTVをつけると残り7周、琢磨は3位。どうも波乱続きのレースだったようで、ラルフがクラッシュの後コクピットからでてこなかったりそのせいもあってセーフティーカーが2回も入ったりしたらしい。がとにかく感慨深い。日本GPでアグリが3位に入ったときは確かミナルディとかそんな下位のマシンだった。それを駆ってとにもかくにも滑り込んだ表彰台というおぼろげな印象だったが、今回はそれと違い、マシンパワーはともかく相変わらずうだつの上がらないチーム戦略をドライバーの腕でもってはい上がっていったという、まさに下克上スタイルのシャンパンファイトだった。記者会見でしっかり記者の目を見て(もちイングリッシュで)受け答えする琢磨は真のプロフェッショナルだなーとさらに感慨。F3チャンプは伊達じゃない。今年の感じじゃチェッカーフラッグも幻じゃないところまで来た。打ち上げ終電で引き上げてきた分いいもの見ました。